2022年5月29日(日)　沼津市民文化センターにて、｢東部公演 2022｣を開催し、1年生を入れた新体制としての初めての演奏会を開催できました。今年は、「すべて見せます静岡大学吹奏楽団！」を開催し、沼津市周辺の中高生に静岡大学吹奏楽団が本番当日どのように活動しているのか団員と先生の解説付きで説明しました。朝早くから多くの中高生の皆さんが集まり、真剣に学ぶ姿を見て、私たちも刺激を受けました。

第一部では、静岡大学吹奏楽団ファンファーレから始まり、全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ～Ⅳを解説付きでお送りした後、イギリスの作曲家W.ウォルトンがエドワード８世の戴冠式のために作曲した「Crown Imperial」を演奏しました。

第二部では、吹奏楽でお馴染みの和泉宏隆さんの宝島を演奏した後、金管楽器と木管楽器に分かれ、それぞれ「宇宙の音楽」「江～姫たちの戦国～」を分奏でお送りし、普段とは違った形での吹奏楽をお楽しみいただきました。

そして、最後は当演奏会に出演した団員全員でC.M.シューンベルク作、ミュージカル「ミス・サイゴン」を演奏しました。ベトナム戦争末期、戦災孤児だが清らかな心を持つ少女キムとアメリカ兵クリスの波乱万丈な恋物語を描いた本作の世界観を再現するため、宍倉版とデ＝メイ版の二つの編曲版を組み合わせた静岡大学オリジナル版をお届けしました。

新一年生30名を加えての初めての演奏会でしたが、無事に終えることができました。演奏会にご来場いただきましたお客様、運営に携わっていただいた全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。7月に控えたサマーコンサートに向けて団員一同頑張りますので、これからも静岡大学吹奏楽団をよろしくお願いします。