2018年12月27日、静岡市清水文化会館マリナートの大ホールにて第51回定期演奏会を行いました。

勇ましいファンファーレで幕を開けた第1部では、「The Unknown Journey」「A Quiet Moment」とP.スパークの作品を2曲続けてお届けしました。そして、1部のラストを飾ったのは、長生淳氏の「久堅の幹」でした。当団初の同氏の作品ということであり、繊細なテクスチュアを最大限表現できるよう楽器の音色の遷移にこだわりつつ練習を重ね、これまでとは異なる楽曲への取り組み方を勉強することができました。

第2部ではゲストとして東京交響楽団サックス奏者の西尾貴浩さんをお招きし、R.モリネッリ作曲の「ニューヨークからの4つの絵」を演奏しました。西尾さんと奏でた音楽はとても美しく、楽しいものでした。

また、第3部では昨年の50周年記念CDのレコーディングや今年の全日本吹奏楽コンクールでも演奏した、レスピーギ作曲の主題と変奏「第12旋法によるメタモルフォーゼ」を演奏しました。長い練習を経て、約1年の集大成に相応しい演奏になりました。

来年も静岡大学吹奏楽団をどうぞよろしくお願いします。