【曲紹介ばいおん】歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

こんにちは!

企画係です😎

 

いきなりですが、皆さんに質問です💡

12/15は何の日でしょうか?

 

そう!

静岡大学吹奏楽団 第57回定期演奏会

 

 

定期演奏会まで残りわずかということで!

今日から定期演奏会で演奏する曲を紹介していこうと思います♪

 

記念すべき一曲目は…

【歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲】です!

 

それでは始めていきましょー!!!

 

まずは作曲家さんの紹介から🖊

この曲はミハイル・イヴァーノヴィチ・グリンカさんによって作曲されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼はロシア人作曲家として初めて名声を得たことで知られ、“ロシア近代音楽の父”とも呼ばれています👨

代表作に今回演奏する「歌劇「ルスランとリュドミラ」」をはじめ、「歌劇「皇帝に捧げた命」」や「ホタ・アラゴネーサ」があり、ロシア的な芸術音楽の伝統の草分けであるだけでなく、ロシアの管弦楽的手法の基礎を築いたという意味においても、音楽史上における功績は大きいといわれています✨

次にこの歌劇について

 

どのように作られたのでしょう…

 

ロシア文学を代表する詩人、アレクサンドル・プーシキンさんが書いた詩をもとに作曲されました。

 

 

 

 

 

 

グリンカさんは、歌劇の台本制作をプーシキンさん本人に依頼していたものの、プーシキンさんは彼の妻にしつこく言い寄るフランス人との決闘の末に殺されてしまったため、ヴァレリアン・シルコフさんら5人とグリンカ本人によって台本が完成されました。

しかし、共作であったために、台本はちぐはぐなものになってしまい、内容もプーシキンの原作とかけ離れたものになってしまったそうです…🥺

 

では、内容はどのようなものなのでしょうか📚

 

舞台は古代ロシア、キエフ大公国―

大公スヴェトザーリの娘リュドミラ姫には3人の求婚者がいました。

その中で騎士ルスランが選ばれ、婚礼の祝宴を上げていた時に、悪魔チェルノモールが現れ花嫁リュドミラをさらっていってしまいます。

スヴェトザーリ大公は、その場にいた3人に娘を無事に取り戻した者に娘を与えると宣言し、3人は救出の旅路に出て行きます。

ルスランは、魔術師フィンの助言を得て、悪魔を倒す魔法の剣🗡️を手に入れました。一方で、リュドミラ姫は悪魔チェルノモールの城で魔術に捕らわれないよう必死に抵抗していました。するとルスランが登場し、手に入れた剣によってチェルノモールを倒します。

しかし、ルスランとの戦いの前にかけられた眠りの呪文によって目を覚ましません。ルスランは眠ったままの姫を抱いてキエフ大公国に戻ろうとしますが、野営の際に、別の求婚者によって姫を奪い去られてしまいます。その求婚者大公に「を取り戻した」と言いますが、大公は結婚を認めません。

その後ルスランが持ち帰った魔法の指輪によってリュドミラ姫は目を覚まし、ルスランリュドミラの2人はめでたく結ばれましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壮大な物語ですね…

 

最後に編曲家さんの紹介を🎶

黒川圭一さんは1980年生まれの埼玉県出身。

編曲家、楽譜浄書家、吹奏楽指導者として国内外で幅広く活躍されています。

作品に「風はフォルモサを巡り」、「「埴生の宿」による小変奏曲」、編曲作品に「歌劇「イーゴリ公」より“ポーロヴェツ人の踊り”」、「ひまわりの大地 ── ロシア民謡メドレー(吹奏楽版)」などがあります。

 

さてさて!

この素敵な曲を静岡大学吹奏楽団の演奏で楽しめるのは定期演奏会だけですよ✨

詳細はこちらから!

 

皆様に楽しんでいただけるよう、団員一同練習に励んでまいります🎺

皆様のご来場を心からお待ちしております!

 

書いた人:初の曲紹介ばいおん緊張しました…企画係いちねんせい🔰