曲紹介ばいおん「韃靼人の踊り」
初めてましての方、初めまして。久しぶりの方はお久しぶりです。企画係です。
またお前らか。と、次はなにを紹介するのか。と思いの方もいらっしゃると思いますが。
今回の曲は知る人ぞ知る名曲、「韃靼人の踊り」です。
韃靼人の踊り?知ってるぞ。と、今更紹介されることもないぞ。と思いの方もいらっしゃると思いますが。
ぜひ最後までお付き合いください。
さて、韃靼人の踊りですが、これの大元はオペラ「イーゴリ公」です。
このオペラの原作は、12世紀末に成立した「イーゴリ遠征物語」だそうです、これ史実に基づいているそうですよ。
物語の舞台は、中世ヨーロッパの南ロシア(現在のウクライナ)。
ルーシ(東スラヴ人の国の呼称)の一都市の領主であるイーゴリは、ルーシに攻めてくるポロヴェツ人に対しての遠征を決めます。
ポロヴェツ人との戦いの中、イーゴリは捕虜となる。捕まっている最中、イーゴリの息子、ヴラヂミールは、敵であるポロヴェツ人のコンチャークの娘、コンチャーコバナと恋をしてしまった。
ヴラヂミールは、イーゴリに再び戦いを行わないならば、自由を与えると言いましたが、イーゴリは固辞します。
イーゴリは息子のヴラヂミールを連れて、脱走しようとしますが、コンチャーコバナがヴラヂミールを引きとめます。 そのため、イーゴリは1人、自分の国に戻った所で物語は終わります。
ほう、、、やはりどんな物語でも恋はつきものですね、
幸せに結ばれてほしい、、、!!!
さて、韃靼人の踊りはどこの部分の曲かといいますと、捕虜になったイーゴリは、コンチャークによって盛大な宴に招かれます。(子供たちの結婚のためかな、、、?)
その時に演奏されます!!!
ポロヴェツ人による宴、ということは、ポロヴェツ人による踊りなわけで、曲名のタイトルはポロヴェツ人の踊りが正しいのではないか、、、!!!
そうなんです、元々ポロヴェツ人の踊りだったそうです。
それが、日本に輸入された時、分かりやすさののためにタタール人の踊り?と伝われ、タタールは日本では韃靼と呼ばれていたことから、韃靼人の踊りとして伝わったそうです。
オーケストラ、吹奏楽どちらでもコンサートのメインを飾れるほどの名曲ですが、今回はなんと!!
木管楽器だけによる編成で演奏します!!木管分奏ですね!
どんな曲になって演奏されるのか、こうご期待!!!
そんな韃靼人の踊りが聴ける演奏会は、
スプリングコンサート2019
だけ!!
ご来場お待ちしております!!!
書いた人 企画ばいおんで良く出てきますね、かずのりです
※この投稿の内容は独自の調べによるものですので、間違い等ありましたら、ご容赦して頂きたく存じます。
P.S.
文字だらけになってしまい、申し訳ありません、最後までお付き合いいただき、大変嬉しく思います
次の曲紹介ばいおんもお楽しみに!!