曲紹介ばいおん バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

こんばんは、企画係です🔥

ついに12月に入り、もうすぐ演奏会となりました。そして曲紹介ばいおんも今回で最終回となります。

最後にご紹介するのは、本演奏会のメインであります…

バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

でございます!!!!

作曲者は20世紀を代表するロシアの作曲家、

イーゴリ・ストラヴィンスキーです!

言わずと知れた偉大な作曲家であり、彼が初期に作曲した「火の鳥」「ペトルーシカ」「春の祭典」はストラヴィンスキー三大バレエ音楽と呼ばれ、その斬新かつ複雑でエネルギーに溢れている音楽は今日まで様々な人を魅了してきました。

そして今回静岡大学吹奏楽団が今年1年の集大成として選んだ曲がこの火の鳥です。

ここからは火の鳥を知らない人でも簡単にわかるように簡単に曲と物語について解説していきたいと思います!!!

※今回演奏するのは1919年版の組曲です。

 

1.序奏

低音楽器から始まる3連符によって、魔王カスチェイの不気味な森の中を彷徨うような様子が表現され、そこに黄金の果実を求めて火の鳥がやってきます。

 

2.火の鳥とその踊り

わずか十数小節しかないこの楽章では、木管楽器の連符によって庭園に現れた美しく幻想的な火の鳥を表現しています。

 

3.火の鳥のヴァリエーション

そこへ火の鳥を追っていたイワン王子が登場し、火の鳥を捕まえようとします。火の鳥は飛び回るようにして逃げ、最終的には捕まってしまいます。しかし火の鳥は自分の黄金の羽根を差し出すことで見逃してもらい、立ち去ります。本楽章でも木管楽器の連符が続き、庭園を飛び回る火の鳥の様子を表現しています。

 

4.王女たちのロンド

カスチェイの城から囚われている美しい13人の王女たちが現れ、イワン王子は黄金の果実で彼女たちと戯れはじめ、その中で王女の1人ツァレヴァナと恋に落ちます。フルートの美しい旋律で始まるこの楽章は、ある同じ旋律(主題)を異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される形式となっています。

 

5.魔王カスチェイの凶悪な踊り

夜が明けると雰囲気が一気に変わり、魔王カスチェイとその手下の魔物たちが現れ、狂ったように踊り、イワン王子を捕えます。そこで王子は火の鳥からもらった黄金の羽根を高くかざすと火の鳥が現れ、魔物たちを倒していきます。この場面では、荒々しく激しい金管楽器の音で恐ろしい魔物たちが表現され、先ほどまでとは異なった緊張感溢れる音楽が繰り広げられます。

 

6.子守歌

前の楽章の最後で魔物たちは火の鳥の魔法によって眠らされてしまいます。この楽章では、その眠りに誘う子守歌をファゴットが奏でます。そしてイワン王子はカスチェイの魂が入った卵を見つけ、それを地面に叩きつけて壊します。

 

7.終曲

卵を壊したことで魔法が解け、魔王カスチェイは滅びました。そして解放されたツァレヴァナとイワン王子は結ばれ、大円団で曲は終わります。ホルンの温かく美しいソロによって始まり、最終的には金管楽器の輝かしいファンファーレによってドラマティックに終わりを迎えます。

 

というようにざっくりと解説させていただきました。(拙い文章に付き合っていただきありがとうございました😅)

ぜひ物語や登場人物を思い浮かべながら聞いていただけるとより楽しむ事ができるのではないかと思います!!!!!

 

最後になりますが…

静岡大学吹奏楽団今年1年間の集大成となるハートフルコンサートvol.3 〜The FireBird〜にぜひお越しください!

今回ご紹介した火の鳥だけでなく、これまでに紹介した曲を一度に全て聴く事ができる演奏会はなかなかありません。感動する事間違いありません!!

12月12日(日)に皆さんと静岡市清水文化会館 マリナート 大ホールでお会いできるのを団員一同楽しみにしています!!

チケットはこちらから申し込みできます😊

 

書いた人:中3の時に火の鳥に出会ってどハマりしたカピ