[曲紹介ばいおん] ドラゴンの年
いよいよ今週末にサマーコンサートが迫っていますね。最後に紹介するのは、「ドラゴンの年」です!!🐉本公演では2度目の!!フィリップ・スパークによって作曲されました!!もう1つの曲は以下のリンクから読んでみてください!!(圧)
この曲はコーリー・バンドの結成100周年委嘱作品として作曲されました。コーリー・バンドは、1980年のヨーロッパ・チャンピオンで、スパークの課題曲を演奏しました。そんなウェールズを代表する金管バンドであるコーリー・バンドの100周年を記念してつくられた曲であるため、ウェールズのシンボルであり、国旗にも描かれている「赤いドラゴン」をタイトルに組み込んでいるそうです。かっこいいーーー!!
曲は三つの楽章からなる組曲です。
第1楽章「トッカータ」
スネアと金管の16分音符で刻む鋭いリズムによって幕が上がります。そこに木管や低音が加わり、いかにもトッカータらしく即興的に展開していきます。そのなかに、ホルンの奏するおおらかなメロディと、ファゴットや木管の奏するやさしいテーマもきかれます。最後は激しいリズムと金管の高鳴りが全曲を支配して、そのあとは不安定な和音と共に静かに終わります。
第2楽章「インタルード」
第1楽章とは打って変わって、穏やかでかつ厚いハーモニーで曲が開始されます。アルトサックスとイングリッシュホルンの静かなソロを中心としたゆっくりとした楽章です。
中盤から終盤にかけてだんだんと楽器の数が増えていき、最後には全員で壮大なハーモニーになります。そしてまた静かな曲調に戻り、この楽章を閉じます。
龍が穏やかでありながらも、荘厳に眠っている様子を表現しています。🐉😴
第3楽章「フィナーレ」
木管を中心とした激しい動きで開始され、金管と打楽器がリズムを叩きこみます。この楽章は細かい連譜と迫力のあるリズムによって構成されています。
中間では、これまでの激しさとはムードを変え、グロッケン2つとチャイムが明るいメロディを奏でています。それに導かれるように、バスーンの2重奏が楽しげに歌ってムードを変え、木管も加わります。
しかし、再び木管の激しい動きに戻り、金管が高らかによろこびを歌いあげ、華やかに終わります。龍が眠りから覚め、激しく舞う姿を表現します。
非常に難しくて正直まいっちゃうような曲ですが、木管も金管も(もちろん私打楽器も)頑張ります!!📯🥁
今年入学した1年生を新たに向かえ入れて、本公演のメンバー全員で大迫力の演奏をお届します!!
以下、SUWOサマーコンサート2024の概要となります。
日時:6月30日(日)
場所:三島市民文化会館 ゆうゆうホール大ホール
開場:13時45分
開演:14時30分
入場無料
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書いた人 あっぽり