【東部公演曲紹介ばいおん】宇宙の音楽…金管分奏でやります!
- こんにちは!舞台の右端でバリバリ低音吹いてる静岡県東部在住の者です!
さて、今年の団の一大行事であります「静岡県横断ツアー2022」なのですが、静岡県東部でも演奏会を行います!
その名も「東部公演2022」(in 沼津市民文化センター小ホール)
東部公演では大迫力な吹奏楽以外にも、ちょっと変わった編成の演奏も行う予定です!
それはなんとなんと…金管分奏!
(例年は4月初頭のスプリングコンサートにて演奏していますが、コロナ禍による練習時間の制限の都合で東部公演でお披露目です…)
(この流れで「木管分奏はないのか!!」とお怒りの木管愛あふれるそこのあなた…もちろんありますのでご安心ください!)
ここで静岡大学吹奏楽団にとっての”分奏”をご紹介いたします…
毎年スプリングコンサートでは、通常編成による課題曲の演奏に加えて様々な変わった編成で演奏会をお届けしております。
小編成…大編成…アンサンブル…これらに加えて、金管セクション・木管セクションそれぞれのサウンドをお届けする企画が分奏なのです!
団員がその年の金管および木管の編成に合わせて編曲し、演奏しています!
さて、早速ですが今年の金管分奏で演奏する楽曲は…
P.スパーク作曲「宇宙の音楽」より ~Music of the spheres – Harmonia – The Unknown~
吹奏楽をやっている方ならきっと一度は聴いたことのあるあの曲です!
↑こちらがP.スパークさんです。
この曲は2004年にヨークシャー・ビルディング・ソサエティ・バンドの委嘱によって”ブラスバンド”(金管楽器+打楽器)の曲として作曲されました。
そして現在吹奏楽で演奏されているものは、2005年に作曲者自らの手によって編曲されたものです。
英題では「Music of the Spheres」という名前がつけられており、直訳すると「天球の音楽」となります。
その名の通り、作曲者は古代ギリシアの数学者で哲学者でもあるピタゴラスらが唱えた「天球の音楽」に着想を得てこの曲を作曲しました。
宇宙の音楽はいくつかの楽章が連続して演奏される楽曲であり、今回演奏する楽章を加えて、
t=0、ビックバン、孤独な惑星、小惑星帯と流星群、宇宙の音楽(天球の音楽)、ハルモニア、未知なるもの
以上7つの場面で構成されております。
”宇宙”という壮大かつ未知なる空間をもとに、約16分の楽曲として仕上げられた作品です。
(第39回定期演奏会のCDで静岡大学吹奏楽団が全曲演奏しておりますので、よろしければぜひご購入ください…まだ少しだけ在庫あります!)
なーんていう情報はネットで調べればより詳しく書かれているので、ぜひ皆さんも調べてみてください!
今回の編曲は、吹奏楽版をもとに団員によって”静岡大学吹奏楽団の金管楽器と打楽器のため”に編曲されたものです。
(ここで言う金管楽器とは、ブラスバンドとは違って”吹奏楽の金管楽器”なので、ちょっと楽器の種類や人数が少ない編成です。)
つまり…木管楽器の難しいフレーズだって、金管でもできちゃうもん!っていう挑戦の曲でもあります!
とはいえ、難しいのはブラスバンドであっても吹奏楽であっても変わらないわけでありまして…編曲した楽譜に苦情が殺到したりしなかったり…
そんな静岡大学吹奏楽団の金管セクションおよび打楽器セクションが全力で頑張っている姿…是非見ていただきたい!
というわけで(いつもの流れではありますが)、東部公演に是非ご来場ください!というわけです!
場所:沼津市民文化センター 小ホール
日時:2022年5月29日(日) 14時開演
入場料:(前売り)静大生500円・一般800円
(当日)1000円
高校生以下無料!
チケットはテケトで販売中!こちらをクリック!
今年の分奏はここでしか聞けません!ぜひご来場ください!
また、今回の演奏会では「すべて見せます!静岡大学吹奏楽団」を開催します!
静岡大学吹奏楽団が演奏会に向けて毎回どんなことしているんだろう…と気になっているそこの中高生のみなさん!
すべて包み隠さず大公開スペシャル!それも団員や音楽監督である三田村健先生の解説付き!
すべて見せます!のご応募も、演奏会のご来場も…団員一同お待ちしております!!
Tubaパート&CD販売&金管分奏編曲者 平森