【曲紹介ばいおん】With Heart and Voice
皆さんこんにちは!
今回は12月15日(日)に富士市文化会館ロゼシアター大ホールで行われる“静岡大学吹奏楽団第57回定期演奏会”で演奏する曲
「With Heart and Voice」
について紹介したいと思います!
今年私たちは出場21回目にしてようやく悲願の金賞を受賞することができました。国公立大学が全国大会で金賞をとったのは2003年以来のことで、実に21年ぶりなのです!
実はこの曲は、広島大学さんが全国大会で金賞を受賞した際に演奏された曲なのです!この曲を、今年、私たちが演奏する、、、なんだかとってもエモいですね、、、。今回の演奏会では、私たちの今年の自由曲の「ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲」も演奏します!こちらの曲紹介ばいおんはコチラです↓
【曲紹介ばいおん】ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲 | 静岡大学吹奏楽団
「With Heart and Voice」は、米国・ミネソタ州にあるアップル・ヴァレー高校の創立25周年を記念して委託され、デイヴィット・ギリングハムにより作曲されました。この曲の主題はアップル・ヴァレー高校の校歌である「Come, Christians, Join to Sing(来たれ教徒よ、ともに歌わん)」に基づいています。
これは古いスペインの讃美歌で、多くの教会の讃美歌集に取り入れられているそうです。また、作曲者のギリングハムが特に好んでいた讃美歌だそうです!運命的ですね。
この曲はアップル・ヴァレー高校の創立時から輝かしい栄光を手にするまでの軌跡を描いた祝典音楽です。祝典の名の通り、この曲の性格の大部分は祝福です。しかし、曲はアップル・ヴァレー高校の創立時を表すかのように不安げに始まります。冒頭でアップル・ヴァレー高校の校歌の一部が聞こえてきて、その4音が勢いと音量を増していき、導入部は劇的なクライマックスを迎えます。
そして次は美しいフルートソロが始まります。これはアップル・ヴァレー高校の「芸術への傾倒」という使命を表現した、”使命の旋律”です。
続いて不協和音と活発なリズムが、アップル・ヴァレー高校の挑戦を示し、輝かしい校歌の旋律は、25年前のアップル・ヴァレー高校の献身を表しています。その後も挑戦を示したフレーズが続きますが、”校歌の旋律”と”使命の旋律”が一つになります。
変拍子での楽器と管楽器の掛け合い後の終結部では、陽気で楽しげに、そして祝典のムードを感じさせて二つの旋律が奏でられ、曲が締めくくられます。
アップル・ヴァレー高校の軌跡を想像しながら聞いてみてください!皆様のご来場を心よりお待ちしております!
書いた人:アイドル♡