【曲紹介ばいおん】Victoria

 

皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。

毎度おなじみ企画係であります。

 

本日は今週末に迫った第52回定期演奏会で演奏する曲紹介です。

曲は、鋒山亘作曲、Victoriaです。

この曲は、2014年に精華女子高校吹奏楽部と藤重佳久先生のために書かれました。

 

 

曲名のVictoriaとは、ローマ神話に登場する勝利の女神の名前です。

Victoriaは、ラテン語で「勝利」を意味します。かっこいいですね。

ローマ神話に登場する勝利の女神の名でもあり、戦争の女神ペローナに関連付けられるそうです。

と、いうのも死に対する勝利を象徴し戦争の勝者を決定するものという事からです。

ギリシャ神話におけるニケと同一視されますが、ニケは戦車競走のような競技における勝利の女神とされていた事が相違点になります。これは、ローマ神話とギリシャ神話の違いのためでしょうか。

ローマ社会に浸透しており、多くの寺院が彼女のために建設されたとか。

古代ローマに欠かせない存在だったことが分かります。

 

さて、神話の話はこの辺にして、このVictoriaという名前、様々な所で使われています。

1800年代に繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王であるヴィクトリア女王。

エリザベス女王に次ぐ在位であり、その治世は「ヴィクトリア朝」と呼ばれているとの事。

 

他にも香港のヴィクトリアハーバー。百聞は一見に如かずというので、ご覧下さい。

 

 

綺麗ですね、一度生で見てみたいものです。

他にも、火星と木星の間の小惑星にVictoriaと呼ばれるものがあります。

惑星繋がりかどうかは分かりかねますが、曲中、ホルスト作曲の組曲「惑星」の火星を思わせるフレーズがあります!

 

曲の中身に触れていきましょう。

先程書いた通り、火星を思わせるフレーズがあります。

 

また、勝利の女神「ヴィクトーリア」のタイトルが相応し力強いファンファーレがあり、鋒山先生が書かれたプログラムノートにも、「女性の力強さ、慈しみやおおらかさ、清らかさ、美しさが表された、これらを讃えて祝福するような曲になればと願いながら作曲しました」とあります。

演奏中、筆者は金管楽器のファンファーレは女性の力強さ、木管楽器の細かい連符は、女性の煌びやかさを表現しているのかな!と思っています。

 

プログラムノートは「明るく元気で楽しい曲調の中に、今が聴こえ過去が聴こえ、過去の時代の幻影が見えてきます。」と続き、

吹いてみると、(聴いてもわかると思いますが)どこか何か懐かしいような気持ちになります。高校生の頃、田んぼのあぜ道を自転車で通った時を思い出します。(田舎臭いと怒られそうです、すみません、)

 

そして、「一層強さと輝きを増してこの世界に羽ばたいて行く、翼を広げた神々や人々の姿が描かれています。」と続きます。

中間部から、再現、フィナーレに曲は進む訳ですが、冒頭とは違う金管楽器の、文字通り世界に羽ばたいてくようなファンファーレが聴こえてきます。

最後に、「これからの私たちの未来に一層の推進力を付けてくれるような、そんな景色や力がちりばめれられた曲になっていることを願います。」という一文でプログラムノートは終わります。

 

 

作曲家のたくさんの気持ちが籠められた曲を、さらに私たち静岡大学吹奏楽団の想いが籠められた「Victoria」をお聴き頂けると思います。静岡市民文化会館にてお待ちしております。

 

 

書いた人 久しぶりのばいおん登場です かずのり

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